南智君はそう言いながら優しく


ぎゅっと私を抱きしめた


彩「南智君!?」


南「今だけこうさせて…?そしたら彩琴ちゃんのこと
頑張ってあきらめるから」


彩「南智君………。」


そのまま私は南智君に抱きしめられたまま


離されるのを待った


南「ごめんね彩琴ちゃん」


彩「ううん。私南智君の気持ちすごく嬉しかったよ」


叶った恋でもこんなに苦しいのに


実のらない恋がすごいつらいのはすごくわかってる


からこそちゃんと気持ちを伝えた