振り向かなくても分かってた


だって大好きな人の声だから


だけどね。違うって、そう思いたかったの


けどそんな私の淡い期待は簡単に


打ち砕かれた


紛れもなく話していた2人は愛さんと拓哉


だったからだ


拓哉はすぐに私達に気がついた


拓「なんで皆ここに…。って彩琴これは違うんだッ
ただおれは」


拓哉が話おわるまえに私はとっさに


彩「いいの!いいの!私は。気にしないで!!
連絡とれなかったから少し心配で来てみただけなの
けど心配いらなかったね…あはは。じゃっ私帰るね!」


泣きそうでとりあえず早くどこかに行きたかった