「…!?」

雪子さんはすごく驚いた表情だった。

「美沙ちゃん久しぶり。春也は前アメリカまで来てくれたよね。」

やっぱり…逢ってるんだ…

「話があるんだ…」

「いいわよ!じゃあカフェで」

っとカフェへと向かった。
雪子さんの横には春雪くんの姿が見当たらなかった。

「あの…春雪くんは…?」

そう聞くと雪子さんは笑ってこう答えた。

「アメリカの保育園に預けてきちゃった♪」

わたしはすこし哀しい気持ちになった。
預けるって…心配じゃないの?
そんなヘラヘラした顔して…春雪くん…可哀想…

「それはダメじゃないのか?春雪が可哀想だろ」

春也…

「大丈夫!あの子慣れっ子だから♪」

慣れっ子な訳ない。親のいない生活なんて慣れる訳ない…
雪子さんは間違ってる…