「明日…雪子がアメリカから帰って来るんだ…」

「じゃあ…話合おう?」

「…そうだな、ありがとう美沙。」

初めて…ありがとうって言われた。
初めてで、すこし照れてしまったわたし…

やっぱりわたしは彼がスキなんだ。

次の日。

わたし達は雪子さんを迎えに行った。

「…人多いね…」

「気分悪いのか…?美沙」

「大丈夫…あ!見て…あれ…」

わたしが指を指した先には雪子さんがいた。

「…よし、いこう」

雪子さんとは2ヶ月ぶりに逢う。
わたし達はすこし緊張していた。