でもわたしは今プレゼントを見つけた。

「…プレゼントは外にあるの」

っと言って外に出た。

わたしからのプレゼント。それは形は残らないけど心には残る。

「そこでまっててね」

「…」

わたしは階段を下りた。地面は真っ白。

そしてわたしは叫んだ。

「春也~!!何描いてるか当ててみて~!!」

っと木の枝を手に持って、彼に見えるように大きく描いた。

「…ス…」

「…キ…」

そう…わたしが描いたのはスキ…。

「…美沙!!」

彼は大声でわたしの名前を叫んで、

「俺も」

っと言ってくれた。