そして彼がお風呂から上がってきた。

「…ビール」

「…飲むの?」

「ない…」

だって、一人で外出るの怖いもん…
買ってきてあげたいけど…

「コンビニ行く?」

「…え、う…うん」

っとわたし達はコンビニへと向かった。
コンビニについても彼の秘密のことは切り出せなかった。

「何買う?」

「わたしはいらない…春也はビール買った?」

「あぁ…」

プシュッ

コンビニの帰り道、彼は歩きながらビールを飲んでいた。

春也…ビール似合わないな…

「…飲む?」

「い…いらない…」