「あ…じゃああれ乗りたい!!」

わたしが指さしたのは観覧車。

「あぁ…いいよ」

観覧車は昔親と乗った思い出があった。

「懐かしい…」

「…俺は初めてだ…」

「そうなの?」

「…行くぞ」

わたし達は観覧車の方へと向かった。
観覧車って最後に乗るモノだったような…

「どうぞ!」

観覧車の管理人さんが言った。

「…」

そしてわたし達は観覧車へ乗った。