「美沙ちゃん…元気なかったみたいよ?大丈夫かしら…」

「大丈夫だろ、それよりどうする?泊まるか?」

「ううん…帰るわ。アメリカに…そのついでにあれ…出しとくね!」

「あぁ…ありがとう…じゃあな…春雪…雪子…」

「パパばいばい!!」

「いつか…また…」

わたしは…もう…いなくなればいい?

邪魔?

カチャッ

ドアが開いた。

「美沙…」

「わたし…邪魔モノかな…?」

「…」

「邪魔だったら…捨てていいよ?もともと捨てられてたんだし…」