もう彼の綺麗な目には
わたしは映らない。
もうわたしの耳には
彼の甘い声は…聞こえない…。

「…美沙…結婚…しようか?」

「え…」

彼はそういうけどわたしには聞こえない。
そして彼が紙に一言かいた。

『なんでもない』

なんていったのかわからないけど…
でも…なんだか
嬉しい気持ちになった。

彼がスキでスキでしょうがない…
もう…彼に頼るしか生きていけない。
彼もわたしを頼らなければ
これから先生きてはいけない…