わたしは家で一人、ベッドのなか。彼の帰りを待つ。
早く帰ってこないかな?ただいまいってくれるかな?
そんなこと考えている内に夜になって春也が帰って来た。

「…」

ただいまはいわないか…
ってあれ…春也…メガネかけてる?

「春也…それ…」

「…」

「もしかして…目…見えにくいの?…」

「…まあ…な…」

ウソ…もう見えにくくなってる…