「…春也は本当にここに住んで仕事もここからかよれるの?」

「あぁ」

彼はウソついてる。こっから仕事場までいくらなんでも遠すぎるということを…

「…わたしは、ずっとここにいるから。わたし達…別々で暮らそ?」

「…なんで」

「学校あるし…また見付かったらなんか言われるかも…」

「俺は邪魔か?」

そんなこと言わないでよ…マイナスに考えないでよ…
キライになっちゃうから…

「俺がいたら…迷惑か?」

「そんなことない!!」