街の中をバイクで走る。

爆音をたてて、過ぎていく街になんだか、感動した。


「おはよーっ」

璃音ちゃんが恭雅に抱きつく。



「おはよ、来都くん」
眠そうな顔をして俺を見ている夢ちゃん。

本当に可愛い俺の彼女。

「行くか」

恭雅の合図で、俺達はバイクで遊園地へと向かった