「やっとダブルデートできるね!璃音!」 嬉しそうに飛びまう夢ちゃんと 「楽しみっ!ねぇ、恭雅君!」 璃音ちゃん。 「落ち着けよ」 と璃音ちゃんに優しく声をかけるのは、 もちろん恭雅。 喧嘩ばっかりで、彼女の事すら幸せにしてあげられなかった俺達。 「夢ちゃん、どこ行きたい?」 可愛い。本当に可愛い。 はしゃく夢ちゃんを見ているだけで、俺もドンドン楽しくなっていく。