「ごめんね、逢いにきちゃった」


ペロっと舌を出して、夢ちゃんを抱きしめる。

「会いたかった…」

なんていうけど、最後に会ったのは

一週間前くらい。

「お昼、一緒食べない?」

お昼? 夢ちゃんからのお誘いを断るわけないじゃん。

「いいよ、食べようっ」

ニコリと笑い、夢ちゃんの唇にそっと触れた。

「きぁぁあ!!」