「責任??責任問われるようなこと、してないぜ??それとも」
私の腕を引っ張り、ベッドに倒すと、上半身被さり顔を近づけて勝ち誇ったように、
「こんな風にしてほしかった、とか??」
パン!!
何を考える余裕もなく、奴の頬に手が飛んでいた。
「バカ!!最低!!」
我慢することもできず、声が震えて、泣いた。
そのまま部屋から飛び出すと、自分の家の部屋に飛び込む。
せっかくの春休みが、初日から台無しだ。
すごく楽しみにしてたのに。会えるのを。カレンダーに印をつけて。
私はあんな奴を待っていたのか。
「バカ!!」
涙が溢れた。