「圭織…ゎたしたち、死んじゃぅのかなぁ?」


メイはうつ向く。


「まあ可能性を信じればいいんじゃない?」


桜はメイの様子を見て慌てて慰める。


「さっきとちがぅじゃない…言ってることが」


メイは怒って桜を睨む。

「ゴメンゴメン…落ち着いて落ち着いて」


苦笑いしながら必死でメイをなだめる。


私はドアを確認しにいった。

確かに何重にもなっているしカーテンで完全に見えない…


でもいつ桜は確認したんだろう?


試験中に見ていた様子は無かった気がする。

まあいいけどね。