彩名真希子さんと桜も紙に書いて渡した。


「後は3人だけですよ。あ…一人間違ってますね」


空気が凍った。
伊織と彩名真希子さんと桜は顔を強ばらせた。


「圭織ぃ…頑張って食べてみよ??」


メイが私の服を引っ張ってボウルの所へ行く。


「うん」


恐る恐る肉を口にふくむ。


なんとか飲み込んで次はB。


あ…Bのが少し甘いかも…いやA??


「圭織…Bだよ…」

メイが急に言った。


「どうして??」


「私には分かるの…ね?信じて」


それだけ言うと紙をミリアに渡した。


「待ってよ!」


私もBと書いて渡した。