此処がMIRIA…


シンプルな店で、外には可愛らしいネコの置物の隣に本日のケーキセットと可愛くチョークで書いてある小さな黒板があった。


ドアをそっと開けるとカランカラン
と間抜けな音がした。

「いらっしゃいませ」

私に微笑みかける少女。この子がミリア。