私は改めて思った。
此処でもしかしたら死ぬかも知れない。


自分が生きていてもこの中の何人かは死んでしまっているかも知れないと。


ミリアが扉を勢いよく開けて出てきた。


「携帯箱に入れて下さいね~!」


ミリアが持つ箱に仕方なく携帯を入れる。
くそ…隠しておけば良かった…