「圭織…残るの?」


「ええ」


「私は…ミリアの代わりになる。」


伊織がギュッと腕にしがみつく。


「じゃあ…ね」


桜とメイは不安そうに手を振る。


「ちょっと待って!圭織さん…はい」


伊織がスプレー缶を渡す


「ありがとう」