「此処に来たからにはきっちり試験を受けてもらいます。 残念ですが落ちた方は――……お兄ちゃん」 「――はいよ」 カイリがボードを持ってきてカバーを外す。 キャアアア!!! 悲鳴が上がった。いや、私も上げていたのかも知れない。 グロ画像――いやミンチ状になった死体が写っていた。