「全く。3日も閉めてしまいました。」

ミリアがため息をつく。


「どうしてアンタは働き手が欲しいの?」


「伊織、あれだけ満員なのに私1人で

 どうしろって言うの?」


「じゃあ..なんでこんなこと」


伊織が睨みつけながらミリアを見る。

「それは.....」


「答えなさいよ」


ミリアは黙り込んだ。


「ちゃんと目、見なさいよ」

伊織は尚ミリアを怒鳴りつけた。


「.....」


「逃げてばっかね。アンタ」


「うるさい」


「聞こえない。もし1人残るとして

 その人がメンタル面を保てると思う?」


「それなりに人肉見せておけばなれるわ」