「寝ましょ?気にしてちゃ寝れないわ。ミリアやカイリのこと。スパイもね」


桜はそれだけ言うと布団の中に潜った。


それぞれで布団をかぶり直す音が聞こえた。

「おやすみ、圭織」


私もおやすみと返して眠りについた。