ただ口を動かし水で飲み込んで食べ終わった。 「食べ終わったか?」 出てきたのはミリアではなくカイリだった。 「今日はもう終わりだそうだ。」 良かった。まだ生きられるみたい。 「お前達はなんのために此処へ来た?本当に働きたいやつはいるのか?」 普段はミリアに仕える執事のような存在であまり話さない印象があったカイリが急に話し始めるものだから皆驚いている。