取りあえずネーミング会議を始めるらしく3人とも真剣な表情を見合わせた。

…しばらく無言で見詰め合って一番最初に律さんが口を開いた。

「ルナはどうですか?」

―…最初から衝撃を受ける発言。

『えっ!?だ、ダメです!!紛らわしくなっちゃいますよっ!』

いきなりの度肝を抜かれて声が裏返ってしまった。

まさか私の名前が出てくるとは思わないもの―。

「…兄貴変態。俺も同じ事考えたけど」