「戻ってくんの早っ!」

『律さんっ…?!その大荷物は…』

片手に見た事も無い大きなボストンバッグ
と可愛らしいバスケットを持って登場した。

「これは私の生活用品です。今日からルナさんのお家に居候しようと思いまして☆」

昨日初めて知り会った人とは思えない程、何の躊躇もなく当然の様に荷物を広げ満面の笑みを向けてくる。

『い…居候!?』

「言ったでしょう?一生を終えるまで貴方を守ると」

……アクティブ過ぎる……!!

『でも!…いきなり居候するなんて困ります!…両親がいつ帰ってくるかも解らないし…』

不審者って大騒ぎして警察に突き出されたらいくら何でも可哀想だよね…。