律さん達の仕事は私の魂をあの世に導く事。それが終わったら私達は離れ離れになるんだ。
…今がその時―。
『あのっ…!!次の任務もあるだろうし…早く私を…連れていって下さい…!!』
私の発言に二人は何も言わずに、何とも言えない表情でこちらを見詰めている。
『…早く一人でも多くの魂を導いてあげなきゃ可哀想だから…私なんかにこんなに時間使わなくて良いから…!だから早く!私を連れてって!』
会えなくなるのが悲しくてまた涙が溢れてきた。
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