「どぉっ?♪凄いでしょ~♪ルキ姉と一緒に作ったんだ♪」

『お姉様とっ?!…す…凄いっ!!本物のドレスだっ…♪』

「俺、こういうのは得意なんだよね~♪」

岳は誇らしげな満面の笑みを浮かべて私の顔を覗き込むと、ふと優しい笑顔になって

「うん…本当に綺麗…♪」

ドレス姿を褒めてくれた。でもあまりに胸元が強調されてるから、ちょっと恥ずかしい。

「…料理は科学実験になるが、裁縫は才能あるんだな…」

「う…うるさいなぁっ!…ちゃんとティアラも作ったんだよ♪…生花のだけど」