岳はなぜかノリノリ。ティナはその言葉に応える様に更に激しく攻撃し、母親を退かせようとしている。

この隙にルナの様子を見ようと壁をすり抜けて部屋に入った。すると外の様子が気になっていたのか丁度ドアの前に立っていた。

「ルナさん」

『…あ…律さん…っ…』

「良かった。泣いてなくて…」

『…おっお母様は…?』

―泣いてはなかったけど酷く怯えていた。