その言葉が逆鱗に触れたのか、足元から爪を使い頭部までかじり上がると髪の毛を思いっきり爪を立て引っ掻き回した。

髪型をボサボサにした上に、頭に噛み付きながら足で顔面を蹴るわで……かなりの暴れ癖を発揮した。

「…サンドバッグ2号だな…」

「っ!…ティナ!!お前はまだまだ行ける!!もうお前はただの猫じゃない!!ボス猫だっ!!そのまま玄関まで送り届けてやれ~!!」

「にゃぉぉぉんっ!」