「…時間が許す限り貴方の心の傷を癒せるように側に居ます。…もし過去の辛い思い出が貴方を苦しめる時があれば我慢せずに吐き出して下さい」
『…でもっ…迷惑じゃ…』
前で組まれてる腕をゆっくりほどいて彼女に向き合うと真っ直ぐ目を見て続けた。
「迷惑?…いつ誰がそんな事言ったんです…?…俺は貴方の過去を知らない。だから辛さを解りたい。言いたくない事は言わなくて良い…ですが辛い時は甘えて下さい…?」
『っ…ぅっ…っく…』
「フッ…解りましたか?」
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