キッチンに行けばあるが…取りに行くのが若干面倒で岳に視線を送る。するとバッチリ目が合い

「な…何……?」

ルナにしか見せた事がない笑顔を無理矢理作ると

「…豆が無いんだけど♪」

とやんわり催促した。

「…こわっ!…俺に取ってこいと…?」

「察しが良くて結構♪キッチンに置いてある」

岳は一瞬考えたが,思い付いた様に快く取りに行った。