昨日のことを何も知らないクラスのみんなは私がきた事に意識も向けず騒いでいた。 その時、校門周辺が騒がしくなる。 来たんだ、大河が。 ドキドキと胸がなる。 一応、好きな人なんだから。 あぁ、やっぱり好きなのかも知れない。 事故から庇ったぐらいだ。 あの頃の『好き』はこんなものじゃなかったはず。