ドンッ…



重い衝撃が体に響く。



ねぇ…大河…



好きだったよ。



『バカって…なんだよ!』



『お前の方が馬鹿だろ!? なんで庇ったりなんかしてんだよ…!』



もう、最後まで意地悪だ。



最後くらい大好きな笑顔みたかった。



『わ、らっ…て、』