次の日、頬に湿布を貼って笑っている朱里を見かけた。



「朱里…!頬、大丈夫なの!?」



こちらに気付いた朱里は何故か目を真ん丸にして言った。



「憂、どしたのそれ!?」



ああ、顔の怪我の事か。



「こけた。」



「こけたって、大丈夫なの!?」