「ほんとにいないって!」 「じゃあ出来たら教えろよ!」 たぶん、ね。 「もうそろそろ行くね」 そう言って、中庭から出た。 中庭を出るとそこには平田大河がいた。 「…アイツ友達?」 そういったのは平田大河だった。 あまりにも久しぶりだったから少し嬉しかったけど今は質問に答えなきゃ。 「うん、友達かな。」