また、泣き出す私に蒼空は優しい顔で頭を撫でて『俺から離れないでね』って言ってキスをしてくれた。 それと、同時に花火が上がる。 「うわぁ、綺麗だねっ!」 『だね』 そこまで立派な花火だったじゃないし、感動するような演出があったわけでもない それでも 多分私はこの花火を一生忘れない。