そちらを向けば、いつも蒼空に話しかけている派手グループの子達がわたしを睨んでいた。 その視線に亜依も気づいたのか、 『あんなの、気にしなくていいよ』 って、天使の微笑みをくれた。 「うん、気にしてないよ!」 『なんか、あったら言ってよ?』 「うん、ありがとうっ!」