「おっ!おっかえり♪どーだったん?」


ダンっ!!
サラは勢いよく机を叩いて美穂の前に座った。


「おぉ!?どしたん!?」

「もーどーしたもこーしたもないっ!!」

「うわぁー、めっちゃご立腹やん(苦笑)」


マンガで例えるなら
サラの鼻から怒りの煙りが現れてきそうな
そんな勢いだった。



「んで、誰やったん?」

「浅野修吾!!」

「え!?まぢ!?」

「まぢ!!ほんとありえない!!」

「いやー、あんなイケメンに呼び出されて
何でそんなご立腹なん?」


サラは今あった事を美穂に話した。
話せばちょっとはスッキリするのかと思いきや
全くイライラは治まる様子はなかった。