会食のために用意された部屋に向かうと
既に国王は待っていた
意味深な笑みを浮かべて


「お待ちしておりましたよ
さぁお座り下さい
直に料理も運ばれてくることでしょう
飲み物でもお飲みになりながら
お待ちください」

結衣はありがとうと返事だけし
飲み物には手をつけなかった
そして緋優もまた飲み物には手をつけなかった


それに見かねた国王は急に席をたち
結衣たちの前に来た