「何から何までありがとうございます
これで秦羅も紅麻国のような
より良い国に発展していくことでしょう
代わりの品といってはなんですが
こちらをお持ちください
我が国の象徴花でもある芍薬と
紅麻国の象徴花である赤薔薇を
モチーフにしたドレスです
結衣王女にどうぞ
そして100年は枯れないと言われている
深紅の薔薇を四輪
王家の皆様にどうぞ」

「ありがとうございます
本日の会食の時にはぜひ
このドレスを着させてもらいます
薔薇をつけて」

「それでは楽しみに待っていますよ
きっとお似合いのことでしょう」


そして二人の初仕事会談が終わり
暫しの休憩となった