家に戻るとさっき自分達が見たことを
待っていた男子たちにも言った

「実は俺らも何回か見たことがあるんだ
あいつらはこの国を自分のものだと
思っているに違いない

それで俺がずっと考えていたことだけど
次の集会の時に研究所を攻撃しないか?
結衣と俺が力を合わせてできる
コピー魔法を使って」


緋優の言い分では全員分のコピーを作り
そのコピーにはいつも通りに集会に
そして自分達は研究所に
というものだった


「でも研究所の近くに集会場が…
それに本当に研究所には人が
居なくなるの?」


「それはわからないけど
やるとしたらそういうときしかない
だから他の人も協力してくれ!」