「これで終わったのよね?
皆魔力は戻ってるわよね?」

そこに戦いが終わったことを知った
美海が村人を連れて戻ってきた



「我々は約一年前から操られていました

夢研究をしている私には
夢から魔力を奪え
さもなくばどうなるかわかってるな

毎日のように言われました
私には息子がいましたが殺されて…
もう、どうにでもなれと思い…


機械は壊したので魔力は
もう本人に戻っているはずです

本当にありがとうございました」


睦月や優翔は貴方達がわるいのでは
ないので気にしないでくださいと言った

「私の力不足でした
拡大するまで気がつかないなんて
こんな人が国を治めるなんてね」

「あなた様は女王陛下でございましたか

今までの発言お許しください」


女王陛下と話していると知らなかった
夢研究をしている人はあわてふためいた


「気にしないでください
魔力を多大に持つ人は人々を
助け守る義務があります

もちろんこの国の民でなくとも
困っている人がいれば

他にお困りのことはありませんか?」


「この国ではないのですが…

この村の隣にあるアマンティーユ
という小さな自治区で夜な夜な
奇妙な悲鳴が聞こえるんです

我々が何度か見に行こうとしても
大人では入れなくて
18歳まででないと入れなくて

何かよくないことが起こっているのでは
そう思うと心配で…」


「悲鳴

18歳以下でないと入れない…」


優翔がどうしたものかとぶつぶつ
言っていると緋優が声をあげた


「それならばサクリトス一年
Sクラスメンバーに任せてください!

俺たちならきっと」


「そうね私たちがやらないとね」


「8人できっと」


三人は口々にそういい
睦月たちも駄目とは言えなかった

他に適任者が居ないのだから

「三人は先に戻っていいわよ

結衣がきっと待ってるわ!」


「ありがとう!

いざ王宮へ!

モーメント・ムーブ」