「本当に久しぶりだの」

「私たちと会ったことがあるの?
私たちは無い気がするけど…」

「肖像画でしか見たこと無いよな?」


「前に一度だけ会ってるんじゃよ
二人が産まれたときにな

わしはその時に確信したんじゃ
この二人は睦月とは比にならないほどの
高い魔力をもっていると


だからいずれはこの学園に
睦月同様に通うだろうとおもっとた
それまでは誰にもこの職を譲らんと




さぁそろそろ式が始まるだろう
また式場で会おう
代表挨拶を楽しみにしとるからな
それじゃああとは頼みましたよ
神無月先生」


そう言うと理事長は先に部屋を出ていった


「よし!!
俺達も行くとするか
空間を取り仕切る…「私がやります
モーメント・ムーブ」」


神無月先生が魔法を唱える前に
詠唱破棄で結衣は魔法を唱え
式場に向かった


「こういうところは睦月にそっくりだな…」