もう夏に近づいてきて、寝起きは暑苦しい



それでも学校があるから



そう言い聞かせてベッドから起きる…



アラームを止めてリビングへ行くと母親と父親、


5歳年上の兄がいた



「はよー」



そう言うと母親だけが返事をくれた



私は椅子に座り母親の持ってくるご飯を待った



すぐに前に置かれてそれを食べ始めた



テレビのニュースが部屋に響いた



付いているだけで、誰も見はしない…