私は何を言っているのか分からずすぐに流した



私達は沢山の事を話していた



夢だなんて忘れるくらいに



いつの間にか雨もやんで

私は満面の笑みを浮かべていた



彼も、笑みを浮かべていた



このまま、ずっと目が覚めなければ………



そんな事を考えるとまるでそれが分かってたかのように

私の頬をつまみながら



「もう少しで君は目が覚めるね
また、話をしてよ
君との話は楽しい」



そう言ったので私も



「ええ、
また縁が……

おかしいね
縁とか関係ないのに


こーゆー時なんて言うんだろ?
まぁ、いっか


それと、夏帆!
私の名前は夏帆


覚えておいてね」



するとアラーム音が頭の中で聞こえた