「何でそんな自分勝手に決めつけて帰るのよ!!!!私のこと好きなんじゃないの?!」
「だってお前泣いてるじゃん。嫌なんだろ?」
「優心のバカ!!!この涙は嫌なんじゃないの!!!」
「え……」
「私も…………優心のことが好きなの!!!大好きなの!!!ばか!!」
「鈴叶。」
「抱きしめられたとき嬉しかったんだから………それぐらい分かりなさいよ……」
「鈴叶。好きだ。俺と付き合ってください。」
「……はい!」
ギュッ
「ずっとこうやって抱きしめたかった。なぁ、鈴叶。キスしていい……?」
「…ダメって言ってもするんでしょ」
「……当たり」
優心はニヤッと笑って 顔を近づけてきた
チュッ
ほんの数秒 優心の唇が 私の唇に
触れて これが幸せって実感できた。
優心と両想いになった私は 最高潮に
幸せかもしれない\(^^)/
時々 優心が私のほうを見てくる
その度私はドキドキしてるのに
なんで優心はあんなに平気そうにしてるの!!?
何か できないかなあ。
キーンコーンカーンコーン
「鈴叶!!!一緒に飯食おうぜ!!」
「え、私は 美結と食べるんだけど」
「え?!いいよいいよ!!迫島くんと食べな!!ね?」
「さすが安藤!!話分かるじゃん!!」
「美結がそう言うなら……ごめんね?」
「いいよいいよ!その代わり」
「(何したか教えてねっ♩)」
「バッ!バカ!!何もしないから!!」
「鈴叶!行こうぜ!」
「あ、うん」
ひゃ〜〜〜、美結のせいで絶対顔真っ赤なっちゃったよ〜
なにもしないのに……。
ガチャ
「ラッキー!屋上開いてんじゃん!」
何か変に緊張する。
「すーずかっ!もうちょいこっちこいよ!」
「え、あ、うん……」
ギュッ
「はー、やっと鈴叶に触れた。」
「優心!!ご飯は?!」
「今、鈴叶を充電中」
「やっやめてよ!!」
「うるせー、騒ぐんだったら 口塞ぐぞ」
「塞げるもんなら塞いでみなさいよ!?」
チュッ
顔から湯気が出るくらい真っ赤になった
「………もう1回」
「え、ちょ」
優心は何度も何度も 角度を変えてキスしてくる
「……ファ………ンッ………ゆ……ゆうし………ンッ」
プハァッ
やっと優心が 離れてくれた
「なんだよ、鈴叶。余裕ねーなあ〜」
「なっ!?あんたが急にキスなんてするからでしょ?!!」