【大混雑】


私たちはバスへ乗り込んだ。
そして今日は日曜日だった。
バスは満員だったのだ。

「バスは満員です、中程までお進みください。」

アナウンスが流れさらに人が押し寄せてくる。
乗り込んだ時は、席こそ空いていなかったが
窓側の比較的立ちやすい位置にいることができた。
そのため壁にどんどん押し付けられ、今は
松坂くんとものすごく密着しているのだ。