病室に戻りもう夕方ということで達也には帰ってもらった

「うぇ...」

我慢してた吐き気

1人苦しむ

「う...はぁはぁ...うぇ...」

達也がいる前では普通でいたかった

できるだけ負担をかけたくなかった

二人でいる時間を大切に大切にしたかったんだ

大好きだから

愛しいから

だから、私は少しでも達也との時間を普通でいたいと思う

病気ということを忘れていたい

達也と一緒にいる時はその時間が幸せすぎて忘れられるんだ