それから病院にある庭のベンチに座りずっと話した

お互いの隙間を埋めるようにゆっくりと沢山話した

やっぱり達也の隣は心地よくて安心できる

だけどドキドキして達也の言葉に一喜一憂してしまう自分がいて

達也も私にドキドキしてくれてるかなとか私の言葉で一喜一憂してくれればいいのにとかそんなことを思う

達也は優しいだけど少しだけ意地悪でそれもまた愛しいんだ

ずっとずっと、この幸せな時間が続けばいいのに

ずっと達也と一緒にいたい

ずっと隣で達也のことを見ていたい

もう、ずっとなんて叶わぬ夢となった

だけどそう思わずにはいられないんだ

少しでも長く。

と、希望を抱く